外国語=英語という概念

今年度も、日本語指導の仕事の依頼がありました!

 

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 岐阜県内の、某公立小学校1年生の中国国籍の

 児童の日本語指導の仕事が始まりました。

 

 

 昨年度も、小学1年生の中国国籍の児童に

 日本語指導を半年ほどしておりました。

 (途中で、引っ越してしまい終了してしまい

  ましたが・・・)

 

児童の名前は、Sさんと呼ぶことにします。

 

入学式終了後の最初の国語の授業で、Sさんのクラスメイトたちには、「Sさんの日本語の先生で、中国語で日本語を教える。」というニュアンスのことを話しました。

 

1学期の最初の月ということもあり、個別指導ではなく他の児童といっしょに授業に参加するというスタイルです。

 

本日も、Sさんの国語の授業に同席し、中国語での補足説明をしておりました。

今回が、4回目の指導です。

 

 

Sさんのクラスメイトたちからの、

「英語話しているの?」

という毎回の問いかけは、もうそろそろおしまいだろうと考えていました。

しかし・・違っていました。

 

本日も、同じ質問。

「英語と中国語では全く違うよ。英語では、1、2、3はOne, Two, Three。だけど、

 中国語だと、yi  er  san だよ。」

いつもはしない、補足説明を加えました。

驚きました。

 

*「日本語以外の外国語=英語」という認識が強いのだろうという点。

* 日本語以外の言語は、英語でも、中国語でも、ロシア語であっても、

  同じ多言語というように聞こえるのではないか?と思われる点。

 

いかに、外国語に慣れていないか・・

ということが、まざまざと思い知らせれた瞬間でした。

 

そんなものなのかな・・


英語と中国語はほとんど共通点なんてないのに・・

というのが、私の気持ちです。

 

聴力が作られている小学1年生なので、もう少し期待していたのですが・・

たまたまかもしれませんが、結構な率で「英語なのか、中国語なのか?」が聞き取れなかったようです。

 

「瞬時に音の取捨選択ができる」

 

訓練なしでは、できないことなのだと改めて感じた出来事でした。

 

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