ここのところ、学校のクラブ活動が忙しかった、Sちゃん。
ちゃ・chat・チャイニーズの授業がなかなか受講できないまま、7月を迎えました。
7月18日(木)久しぶりのレッスン
今日のお題は、ブログタイトル通り
「私は、●●が好きです」
「私は、▲▲が嫌いです」 でした。
今回、●●には「りんご」 ▲▲には「ぶどう」をあてはめました。
そして、もう1つは「すいか」
好きなものの中に、この3つの果物を例文にする理由は私の好きな食べ物だからではなく、発音が日本語と近いためです。
中国語学習は、英語学習とはやや趣が違い、日本語の発音とは違う語彙がとても多く存在します。
日本も、中国も「漢字文化圏」という点では同じですが、残念ながら発音は異なることが多いです。
日本語と似たような発音の語彙を探せば、実はあるにはあります。
しかし、幼児・児童の指導する際の使用可能語彙数には限りがあります。
このくらい!?
子どもたちの好きなものに限って、
画数の多い漢字だったり、日本語には存在しない発音だったりします。
ここがなかなか、難しいところ。
例えば、
子供たちの大好きな動物。パンダだと、熊猫と書いて、発音はxiong mao
動物の名前ではなく、他の果物の名前だとすると。。
例えば、バナナ。
香蕉 xiang jiao。
発音は、日本語のバナナとは全然
違います。。。
発音は、バナナとは程遠いのです。
きっと、多くの子供たちが好きであろうバナナではあるものの。。
日本語とは全く違う上に、この中国語の時間のみの学習です。
Sちゃんは、4歳の時に中国語に出会い今は4年生です。
間のブランクはありますが、中国語の響きが好きであること。
そして、お母様が、今後中国語が話せた方が良いと考えていること。
バイオリン学習とのバランスなどもあり、レッスンができないことがあるものの、続けようという気持ちはとても大切にしています。
私は、それはそれでとても素敵なことだと考えています。
中国語学習を通して、中国語がわかるようになったり、話せたりするようになることは最終目的です。
細く、長く学ぶことでしか見えない・わからないこと。
それを、探求するチャンスを得るというのが現代社会においてはとても難しいことになりつつあるのが残念だなという気持ちにもなったりします。
だからこそ
日本の子どもたちが、
*楽しく・続けられる
*学校の5科目にも関連づけた
内容を研究して、
1、日本の漢字の読み方を比較する
2、算数を中国語で学ぶ
3、英語と中国語の違いを調べる
4、社会・理科で学んで、興味がわいたことを中国語学習に生かす
このようなことに、重点を置きたいと思っています。
一見遠回りのようですが、あえて私は学校で学んだことを検証しながら、中国語を深めてゆきたいと常に考えています。
中国上海市内のファミマ
随分発展して、勢いが止まることがなさそうですね。
中国語が今後必要とされる可能性は高いですが、英語教育ですらやっと本格化したというスローぶりの日本。
令和を支える子どもたち。
思い描いているような時代と現実との温度差が、これ以上広がらないことを願ってやみません。
子ども自身を守れるもの。
それは、教育しかないのではないか?と、前に増して思うようになりました。