ちゃ・chat・チャイニーズオンライン講座を受講しているTちゃん(小学2年生)、Sちゃん(小学4年生)は受講して10回を経過しています。
前回の相談は平成31年3月でした。
今回が、2回目の相談となります。
オンラインレッスンでの相談は、レッスンとは別に保護者とchatまたはメールでの学習相談(無料)を行なっています。
お住いは、愛知県。
数年前までは岐阜県在住だったこともあり、直接相談・アドバイスをお願いしたいとのこと。
相談場所は、愛知県江南市のフラワーパークにて。
今まで車で通り過ぎながら、1度も行ったことがなかった場所なので私から指定させてもらいました。
人気の少ない静かな公園で、見たことのない植物・花が大集合しておりました。。 見ごたえ抜群。
癒しを受けながら、相談を開始しました。
今回は、主にSちゃんのお悩み相談。
現在小学4年生のSちゃん。中国語以外の習い事はバイオリン。バイオリンを本格的に勉強しているため、芸術が大好き。
中国語学習においても、芸術の影響を色濃く受けていると感じる場面が多々あります。
Sちゃんの通学している小学校の教育方針の1つに、4年生以上は学校指定のクラブ・部活を選択・所属するルールがあるとのこと。
クラブは、クラフト。部活は、吹奏楽。小学生なのに、部活があるというのがどうも岐阜県民の私には、ピーンとわからなかったので、お母様から説明を受けました。
愛知県の一部では、クラブ活動とは別に部活動という放課後活動があるとのこと。文化系・運動系など選択できるということだそうです。
気になる日頃のスケジュールはというと。
平日週三日は、吹奏楽の部活動があり、終了時間はなんと18時。その後、帰宅してがっこいうの宿題を終える。吹奏楽はトローンボーンを担当。本当はバイオリンがやりたかったようですが、あいにく管楽器のみしかないのだとか。(それでも恵まれていますね)
帰宅後は、学校の宿題などに追われてクタクタだそうです。
部活以外の平日の2日間の1日を、オンライン中国語を受講したいという気持ちはあるものの、もう1つの習い事であるバイオリンの練習もやらねばなりません。
”音”の問題で、バイオリンの練習は限られた時間しかないため時間捻出もなかなか難しい。けれども、Sちゃんにとって大好きなバイオリン。練習したい気持ちが、とても伝わってきました。時間を忘れてまで練習したい夢中になれる何かがあるなんて、本当に素敵なこと。
本物の音楽教育を受けている証拠に、Sちゃんの聞く力は私も感じており、期待もしています。
予習・復習時間があまり確保できてはおらず、chatの時間だけが中国語を話す時間なっているものの。聞いたことをすぐに模倣して、スムーズに話すことができます。Sちゃん本人には、自覚がないようなので本日は、お母様にはその旨改めてお話をさせていただいたところ、今後は少しばかり意識して、我が子を見守り適切に言葉をかけていきたいということをおっしゃられました。
この画像のめだかの泳ぐ静かな音が、どんな風に聞こえるのかな・・と想像せずにはいられませんでした。
「やっぱり中国語も続けていきたい」
英語ではなく、中国語です。本当に、素晴らしい着眼点。
「中国語は歌みたい」
というSちゃんの言葉を嬉しく思っています。
きっかけはどうあれ、中国音の綺麗さを知っているからこそ、Sちゃんの言葉は説得力があります。
ただ、時間管理をすることが少し難しいようです。
お母様のお話によると、吹奏楽で経験しているトローンボーンも最近楽しくなってきているため、吹奏楽の発表が終わるまで、少しレッスンを中断したいという結論に至りました。
「やめてしまうこと」は、簡単なこと。「迷う」というのは真剣に考えているからこそ、「迷う」のだということ。そして、その経験はSちゃんにとっても、お母様にとってもかけがえのない経験であるということを私は自分の言葉で伝えました。
語学は、一夜漬けで習得できるほど甘くない
たとえゆっくりでも、熱い熱い情熱をもって継続すること。
現代では、この課題を成し遂げようと思っても容易ではありません。なぜなら、「信じて見守ること」ほど尊いことはしんどいことでもあるからです。
しかし、私はやります。
「伝えようとする力」こそが、語学にとって何よりの原動力であると私は信じてやみません。
児童期は、「好きなこと、得意なこと、続けたいこと」は何なのか?
そのことを真剣に考え、自分にとって何を選択するのがベター、ベストであるかを選択しなければならない時期であると考えられると私は思っています。
どんな習い事にも共通すること。「好きなこと」その度合いがどのくらいなのか?
それが将来どのように役立つのか?
期待・不安は共存しています。それでも、あえて言います。
講師である私の役割をお伝えした上で、
「共に感じて、少しずつその答えに近づいていけるよう、無条件で受容・激励してください」
今回は、このようにお伝えしました。