いつものレッスンとは違い、一人でのオンライン・レッスン受講にチャレンジすることとなった小学1年生のKくん。
Kくんは、現在 ”ふんばるコース”受講中で、今回は第26回目。
個別のブログは、書けていませんが体験レッスン時のブログがあります。
日頃のレッスンでは
すぐそばで、お母様・お父様が同席。
そして、これまでのレッスンの中で2回だけKくんの小学生のお兄さんもレッスンに同席。デバイス関係の操作をサポートしてもらっていたこともありました。
そういえば、Kくんのお兄さんはとっても礼儀正しく、Kくんのフォローを上手にしつつ、zoomの操作もスイスイとできていたことを思い出しました。
とはいえ・・・
ワクワク・ドキドキした
した、かおり先生。
レッスン前に、イメージトレーニングしました。頭の中は、こんな感じでした・・・
このようなイメージで、レッスンを開始。
入室時。
かおり先生「ちゃんとzoomが、つながったね!」
Kくん「(家で)練習した通りにやったら、できた。」
ほっしました。
安心した旨、速かにお母様にもchatにてお知らせ文章を打ちました。
いつも通りレッスンを開始
①子音の練習
②身体の部位の名前
③春節の歌(新年好)
④”福”の飾りについて
ゲームの要素を盛り込んだレッスン
②は、単純に身体の部位を覚えるだけではなく、覚えた中国語を使ってゲームを楽しむための重要なカリキュラムです。
だからなのか、熱心に覚えようとしていたKくん。納得いくまで、
「これで合っている?」
などと、発音についての質問などが飛び交っていました。適宜対応していました。が、飽きる前に終了。
ここが、ポイントです。
③、④については、時間の都合で、次回に詳しく学習する旨を伝えました。
プラス、2月の鄭先生同席のグループレッスンを予定しているので、その時にでも詳しく学習するのもあり。そう思ったのは、Kくんからのこんな質問があったからです。
「先生、この漢字向きが反対。間違えてるよ。」
はい。
春節には欠かせない、この”福”の文字の飾り。
この”福”の漢字が反対であることに気づいただけではなく、自分から質問をしてきたこのメッセージ。とても喜ばしいことですね。
かおり先生「Kくん。よく気づいたね。そう、これは反対になっていますが、間違えではありません。」
Kくん「えーっ!」
少し驚いている様子でした。なぜ、反対であるかは?簡単に説明しました。(ここでは割愛します)
*漢字文化を知る
*中国語を素直に楽しむことができる
特にこの2点について。
100歳まで生きるであろう現在を生きる子どもたちにとって、幼児期・学童期は一生を100年に例えたら・・・どのくらい短く貴重であるばかりではなく、その逃した時期を取り返すことがどれだけ難しいのかは想像にお任せいたします。
一瞬のうちに過ぎてしまう
幼児期・学童期に、異文化・他言語に対しての肯定力を育めているか、いないか?
それは、多様性社会を生きる道標になるのではないか?と考えております。
子ども時代に、多様性社会を生きていない大人世代はこの瞬間にも子どもたちを通して学び、早急に理解するべき課題であるといえるでしょう。
今回のレッスンで学んだことの1つでもあります。
無事にレッスン終了
お母様へ、メッセージを送信しました。
自学自習すること
今回は、Kくん自身はたった一人でレッスン&お留守番という大役を全うできました。
初めての経験ではありましたが、Kくんはお母さんが不在という状況であっても適度な緊張感を持ちつつ。。自学自習に望めていたというのが率直な感想です。
デジタルネイティブ世代のKくんのレッスンを通して、私も適応能力値が上がったかな・・と実感できたレッスンであったといえます。
デジタル時代を
生きる楽しさ
うまく使いこなすことさえできれば、学びのチャンスを逃したりするリスクはありません。
Kくんのように、一人でのzoomレッスン受講スキルを身に付けさえすれば、中国語に限らず、英語などの習い事などオンラインレッスンという学習スタイルに適応が可能となります。
まして、小学1年生からそんなチャンスに恵まれているのなら、活かさない手はありませんね!
年長児の保護者のみなさま
参考にしていただけたらと思ってブログを書いております。
Kくんが、当教室のオンラインレッスンを受講し始めたのは、ちょうど1年前でした。年長時に入会。
①オンラインレッスンで、先生との人間関係を築くこと
②あいさつ、ピンイン
③数字あそび、足し算
④中国語でゲーム
⑤動物の名前、色の名前
20回目までに、このメニューをどんな時も楽しむことができる!という目標としていました。
そのために、常日頃ヒヤリングをしていたことと言えば・・・「受け身ではなく、自分から学習できるにはどうしたら良いのか?」ということです。
30分間の座学。しかも、パソコンの前に座っての学習は時にしんどいときもあったりしましたが、飽きないようにするためにあの手この手とバリエーションを展開。
昨年の夏頃に、一時的に嫌になった時もありました。しかし、昨年の12月ごろから少しずつまた笑顔が多く見受けられ始めてお母様とも一緒に喜んでいるところです。
どんな時も、無責任に「がんばって」とは言いたくありません。そんなことよりも、自分からアクションを起こせるような雰囲気を作り、自発的に「どうしたいのか?」を言い出せる勇気を持つこと。の重要性を伝えたい。そんな思いでレッスンをしています。
言語学習をする前の段階ではありますが、この土壌づくりに時間を要したとしても全力で見守りたいと思います。