このタイトルのテーマに入る前に、少しだけ近況を報告させてください。
当教室のニューフェイスの、Yちゃん。3回目のレッスンを終えたところです。このブログが読まれる頃は、すでに6回目くらいかもしれません。実は、Yちゃんは、週一ではなく週二なのためです。
Yちゃんについては、また追ってブログを書く予定ですので、ご期待ください。
前回のブログはこちら
それでは始めます。
ピンイン指導
「子供たちは、リズムに乗るのが好き。」
そのことを、弟先生は表面的ではなく深く理解しているため、手拍子をつけてまるでリズムゲームゲームに誘うかのように、自然にアウトプットできます。
例えば、shan(山)なら、sh an sh an。
「あなたは、どう動いて、音を出したりして(手拍子(閉じる、何回練習したいですか?」
と、生徒自らに練習方法を選択させるチャンスを与えます。そして、ヒアリングをし、生徒の「やってみたい!」「こうしたい!」を満たすことに、重きを置いてくれています。
先生自身が沈黙を恐れず、待つことを恐れない。
一見、遠回りのようでいて実は近道であることを、実践を通して、先生は深く理解しています。
かおり先生の鄭先生への想い
子どもを、信じて待つことの重要性。
このことは、中国人の鄭先生にとっては、理解が難しいかもしれない。でも、当教室で講師を担当する以上は必ず乗り越えてほしいハードルでした。
昨年度の、会議では成長してゆく鄭先生を見守りつつも、時に厳しい話をしたりしました。
その成果が、私の予想以上に早く訪れたのだと、4月の会議で確信したのです。
鄭先生のリズムに乗る。更には、どんなふうにやってみたいか?を問いかけることを重要視した指導法は、生徒たちの大きな成長へとつながる。
そんな風に感じました。ありがとう、鄭先生!!
保護者からの、厚い信頼
行き届いた指導によって、生徒たちは生き生きと中国語レベルアップを図っています。
その姿は、保護者にも伝わっており、
「鄭先生を、信頼してお任せいたします。」
と、言ってもらえることが嬉しかった。
これが鄭先生からの報告です。
かおり先生、生徒達はもちろんのこと、保護者からも厚い信頼があります。
これまでも、これからも同様に鄭先生やいずれ仲間になる中国人講師らと、中国語教育に貢献したいと思っています。
日本人ファースト
鄭先生を全面的に信頼して、任せられるようになったこと。
この大きな成長は、今後当教室の中国人講師となる人材指導に大きなメリットを与えることとなる。
当教室は、日本語を母語とする子供たちを対象とした、中国語入門教室です。
日本人特有の思考、価値観、適性。例えば、日本独自のおもてなしの心などを、抑制した上での中国語教育ではありません。
日本人の長所を生かし、生徒自身がそれを自覚した上で中国語学習を始める。
「それは難しいのでは?」と、言われたとしても、この心を貫くことをここで宣言します。
日本人にしかない長所。
それが、必ずつながっていると私は思うのです。
それを必ず見つけ出し、中国語学習に反映させる。
難しいからこそ、やってみたいのです。