第3回目 ぼくのはぶらし・こっぷ・タオル

 

 数字を中国語で発音する時まで、猫(mao)とつい言ってしまうほど猫が大好きなSくん。

 まずは、30分のレッスン自体に慣れることも目的として、中国語学習を進めてゆく予定です。

 

 

 

あいさつ

 Sくんは、年少。

 お兄ちゃんのAくんは、小学一年生。

 

 兄弟でのコース受講。

 

 レッスンは、まずあいさつから始めたSくんの様子は上々ではありましたが、途中後ろからAくんがのぞき込むことも。お母様にサポートしていただき、無事にあいさつカードはクリア。

ピンインたいそう

 

 お母様にもSくんの傍に付き添っていただき、両手を支えていただきながらお口を大きく開けて、a oと言いながらピンイン体操をするSくん。

 

 その姿を見て、気になったのかAくんもやはり見にやって来ました。動機は定かではありませんが、行動すること(見に来るという)はとても良いことです。

 

 そんな中でSくんは時に、お母様にだっこを求めたりする姿がありましたが、それでも i までできたので◎。

 

 

 

 ピンイン体操に飽きる前に、次の活動へとシフト。

 

はぶらしはどこ?

 

「Sくんの歯ブラシはどこ?」

 

 これが、かおり先生からのお題です。

 30分間という子どもにとって長い時間、座って学習することは難しい!ということもあり、始めようと思ったこのカリキュラム。

 

 自己紹介ごっこの、延長のようなものです。

 

 

 

 楽しくボールなども使ってレッスンしたいのは山々ですが、オンラインレッスンだと何かと制約があって・・難しいからこそ別のアイテムを使って工夫。

 

 いっしょにレッスンを心から楽しむことができるよう、こんな提案をSくんにしてみました。それは・・

 

「Sくんが歯ブラシを持ってくるときに、かおり先生もいっしょに歯ブラシを持ってくるから、競争しよう!」

 

 という内容。

 いっしょにやった!という感じを演出するために考え出したアイディア。

 

「競争」自体に火がついたのか、急に張り切り出したSくん。闘志に萌えた目つきに変わりました!パチパチパチ。

 

 

 思った通りでした。

 幼児・児童らの多くは、競争が大好き。Sくんも例外ではありません。心から楽しんでいる様子が、画面越しに伝わって来ました。さて、その結果は・・

 

 

 

 Sくんが先に画面の前に戻ってこれるのかな?

 それとも、かおり先生が画面の前に戻ってこれるか?

 

 

「しゃかしゃかしゃか。。」

 そう言いながら、先に到着したSくん。そのSくんの姿を見て、Aくんとお母様は温かな目で見守もりながら、3人とも笑顔。

 

 競争に勝ったSくん。勇ましいですね。

 

 勝負に負けてしまったかおり先生が、すかさず

「牙刷。牙刷。」

と中国語で繰り返して話してみると、それを聞いたSくんは・・・

「しゃかしゃかしゃか牙刷。牙刷。」

というようにだんだんと、中国語に変換ができました。良かった!

 

 同じ要領で、コップにもチャレンジするSくん。

 かおり先生の「杯子杯子。」という声とジェスチャーを見たり聞いたりしたあと、画面を後にするSくん。もちろん、Sくんも杯子と言えていましたよ。

 

 最後にタオルも。

「毛巾」と中国語で言えました。

 

 動きが伴うと、中国語も楽しめるのだな・・と改めて感じました。

 

 

 

 

動物の名前

 

 今回は、ねこ・ぶた・うさぎ・うま・りすの名前を覚えました。

 繰り返し学習してゆきます。

かずあそび

 

1から10までの数字を順番に正しく発音できていました。

 

 

 

 

じゃんけんゲーム

 全身を使って、元気よく中国語でじゃんけん。よくできていました。ここまでで、25分経過していましたが座学できていたと感じます。

 

 残り5分で、動物の名前を再度復習。そして、最後に再见のあいさつをして終了。

 

 次回も、こんな感じで楽しんでもらえたら良いな・・・