前回のブログでお話ししたこと。
①どちらが大きい?どちらが小さい?
②足し算
③引き算
を、わくわく数カードで楽しい数あそびのイロハ。
前回のブログはこちら
どの学年でも楽しめる教材、ワクワク・数カード。
これまでもお伝えしているよう、私は日中で幼稚園教諭。かつては音楽教室を運営していたことが影響しているため、どちらかと言うと教材も幼児低学年向けの音楽を重視した教材になりがちです。
しかし、オンラインレッスンの生徒たちの経験値が上がり(学年問わず)つつあるため、最近では新たな教材は作らなくても良くなりました。
そんな中、わくわくコースの時だけではなく、フリーコース受講の生徒。人口数レベルに応じて愛されている教材です。
その愛されている教材、ワクワク・数カードを使った足し算・その1。答えが2桁になる足し算です。
個人差はありますが、どの制度たちにも共通していること。それは、
1から30一までの数字を言えるようになることを同時に学習しながら、足し算を楽しむことです。
(詳しくは文章化することが難しい、断片的な話となります)
こんなふうにやっています。
始めはこんな感じ。
初めは、1から5の範囲内での足し算を繰り返します。
その後、6から10までの足し算を繰り返します。
どうでしょうか?多く見積もるとこの工程だけで、習得までは10回くらいです。
「そんなにも回数がかかる?」
「思ったより、短いなぁ。」
などなど、感じるのはそれぞれでしょう。
「やりなさい」と言わずして。
幼児期に楽しく中国語で計算ができるようになるのは、素敵なことですよね?
そしていよいよ2桁の計算
例 5 +5 = 10
5+5にするのはわかりやすいからです。この数式の後、大きなステップが、5+6= 11です。
5+6 = 11がクリアできたら、5+7 = 12または、6 +6 = 12のどちらかの式を提示します。
2桁入門の11、12だけをまずは覚えます。
この、11、12のみ同日に行うことが多いです。
10以上の答えができていた時、そして答えられた時生徒たちは、できるようになったことを実感できます。
ポイントはこれ
足し算で10を超えられたら、2桁の足し算を楽々と言いたいですが、欲張り過ぎず。しばらくは、11、12に特化します。
10 +2 =102
10 +1 = 11
7 +4 = 11
8 +5 = 12
というように、答えが11または12のいずれかになる事を、繰り返し学習することに重きを置きます。
当たり前ですが、答えは決まっている算数。
それなのに学習方法はこのように非常に様々です。
だからこそ、あまり数遊びになじみのない生徒であっても、
「レッスンの中で経験することで、自分の身の回りにあるものを数えたりしています。」(年少児)
「足し算は小学校で習うものだから、うちの子にはできないと思っていました。」(年長児の保護者)
というようなコメントをいただいており、ますますオンラインレッスンの成果は出ているなと、実感しているところです。
今回は、答えが12までになる1桁と1桁の足し算の楽しみ方導入編でした。次回は、
①なぜ1〜6。7〜10。11、12と言うように数字の範囲を限定して指導しているのか?
②漢数字、時計の読み方はじめの1歩
を中心にブログを書いてみたいと思っています。
ぜひ、ブログをご覧の皆様もおうちで、中国語日本語英語などで、楽しく学んでいただけたら幸いです。