先月の2日。
ついに。。当教室のオンラインレッスンが100回受講した生徒が誕生しました。
記念すべき100回目は、久しぶりに1〜100までを中国語で数える!レッスン・パーティー?をしようと声がけをすると、
Tくん:「えー。久しぶりだから、忘れてるかも。」
などと、慌てていたので。。。面白おかしく、
かおり先生:「そーんなに喜んでもらえるなんて、思わなかったわ〜。楽しみだね〜。」
などと、拍子抜けなことを話しかけることで楽しげな雰囲気にして、100までを楽しく中国語で間違えずに数えることにチャレンジできました。
Tくんのブログはこちら
小学2年生の5月から、小学4年生の今現在丸々2年ちょっと習っています。
東京在住のTくん。
地方に住む私から見ると、ちょっとおしゃれな人馴れした児童に見えました。都会生まれ・都会育ちの子どもと関わるのも10年以上ぶりのかおり先生でした。
オンラインレッスンを始めるときに、お母様に言われたことは・・・
「これからは中国語が必要だと思ってはいるのですが、あんまり好きではないようです。そのため、少しでも楽しく中国語が始められたら。。と思って先生に、コンタクトをとりました。」
よし!これは、長期戦だな!
そんな、覚悟をして毎回のレッスンに臨んだものです。
好奇心旺盛の小学低学年だったTくん。まずは、30分間の座学の定着から始まりました。幼児とは違って、児童となると日本語が通じやすいのでスムーズにレッスンできるという側面もあるのですが、少し楽をする?方法も習得しています。
その、ボーダーラインを毎回毎回しっかりと観察しながら、おもしろおかしく飽きないようにTくん向けカリキュラムを作成・実践を繰り返してゆきました。
その甲斐があてってか、レッスン10回目を過ぎた頃から少しずつお互いに余裕が生まれて行きました。
ちょうど11回目〜30回目くらいまでは、とにかくTくんの生活に密着したレッスンの内容に特化しました。
例えば、好きなものは恐竜だったり、好きなことは魚釣り。旅行に行ったエピソードをお母様がチャットで前もってお知らせくださるので、情報を元に楽しいレッスンをカスタマイズしました。
貴重な記録をちょこっと披露
50回をすぎた頃
人間関係も高まり、心おきなく自分の思いを話したり、聞いたりできる関係になってきた頃。
Tくんは、話してみたい中国語を見つけました。それはどんな中国語かといいますと。。。
好きなものこそ上手なれ
ゲームをする!の中国語。
「好きなことは何ですか?」
という中国語の問いかけに対して、答えたのが。この中国語。
打游戏
好きで、自信のある中国語に出会ったら、生徒達はどんどん使いたがります。
「ゲームは楽しい。」「ゲームがしたい。」や、誕生日の前になると・・・
「あのゲームが欲しいを、中国語で言うと?」
70回目を過ぎる頃は、自分からこんな質問をするほどに成長しました。
80回目以降は。。
できるだけ、中国語だけを使って(つなげて)、積極的にアウトプットする経験を多く積みました。
「あなたの誕生日は何月何日ですか?」
「僕の誕生日は、◯月◯日です。」
→この会話は中国語で行われています
主に、自分自身に関すること。実生活での出来事を中国語に置き換えて中国語で表現することを楽しみました。
また、より中国語らしく聞こえるために、ピンインの練習も、限られた時間を猛スピードで、トレーニングしました。
そのかいあってか。。。
習った中国語を使って、鄭先生やTくんの後輩たちの前で中国語を話すぞ!と意気込んで、最近では自分から
グループレッスンにも積極的に参加しています
これまでの学習してきた中国語を、お友達の前でもアウトプットする機会が増えたばかりではなく。
お友達の中国語を聞くことで、自分から積極的に、学習意欲を向上させたいと、感じたようです。
お友達から、良い刺激を受けたようです。個別レッスンでは、目の色を変えて、中国語学習への意気込みが感じられます。
2つの大きな成長
達成できた事は多くあります。
しかし、ここでは特に優れている点だけご紹介して、このブログを終えたいと思います。
①中国語を楽しく学び続けるスキル
②いつ、どこでも、どんな時も恐れず中国語表現をしようとするスキル
この2つ。何ヶ月、何年もかかることを覚悟する必要があります。
何かを成し遂げるためには、どうしても通らなければならない道。
どうせ通るならば、楽しく通ったほうがいいですよね。
楽しかったこと。時に嫌だったことも。投げ出しなくなっ時。
あらゆる場面で、その時その時自己解決し、場数をこなすことだけでしか得られないスキルです。
本当によくがんばったと思います。
気分は、満月。
これは、かおり先生のオリジナル紙芝居の一部。中秋の名月にちなみ、登場させてみました。
後が控えています
100回目のレッスンを迎える生徒たちが、
11月に、二人。
12月に、一人。
Tくんの後に続きます。
この嬉しい気持ちが、2倍・3倍となってゆく・・・そして、私から巣立って間も無く中国人講師への引き継ぎとなります。継続することが、できた。
まずは、そのことを喜びながらレベルアップを図ります。