夏休みといえば、旅行に行くなど家庭で過ごす時間はいつもより増えて、楽しい時間を過ごせていたと思われます。かおり先生は、岐阜市内で鵜飼船に初めて乗ったり、長良川近郊で薪能を見学するなど、夏ならではな静かめのイベントに参加していました・・ 薪能は、撮影禁止なので薪能そのものの画像はありませんので、イメージいただけるようURLを添付しておきますので、興味がある方はご覧くださいませ。
話は戻ります。いよいよ、2学期が始まりましたね。
夏休みのレッスンは、生徒たちの様子が良い意味で違いました。
あまりにもおもしろエピソードが多いため、繰り返しお伝えしてきたことではありますが、再度ブログにしたいと思います。
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目次
1、都道府県名を中国語で言ってみる(沖縄県)
2、泳ぐを中国語で言うと?漢字はどう書く?
3、大切にしている宝物
4、まとめ
1、都道府県名を中国語で言ってみる(沖縄県)
Hくんの住んでいる都道府県は、西日本某県です。
今年の3月までは、静岡県に住んでいたこともあり、静岡県の中国語は以前に学習。そして、夏休みには沖縄県に旅行に行くと話していたので、この機会がチャンスと思って都道府県名を中国語で発音してみることにしました。
沖縄県は、中国語だとchong sheng xian(冲绳县)と書くので、まずは日本語の沖縄県との違いに反応するHくん。
「漢字で書くと、沖も、縄も、県も違って面白い!発音も、日本語とは全然違う。」
そんなふうに話すHくんは、漢字が大好き。漢字で書かれた都道府県名を、日本地図で位置確認するのが好きということもあり、話したくてうずうず。
「日本語、中国語で都道府県名を言えると、オンライン・グループレッスンが開催されるときに、楽しくなるよ。」
と、伝えていることもあり、モチベーション高くこのカリキュラムを心から楽しんでいます。実体験が伴った学習は、表情からして全く違うのだな・・と思いました。
夏休みという特別な時間を過ごしているわけですから、中国語学習の時に楽しい思い出を聞いてもらいたい!という気持ちが人一倍強いHくん。
少し話は脱線しがちではあったものの、脱線した話の中にも実りがあるよう声がけには工夫して、レッスンを進めてゆきました。
2、泳ぐを中国語で言うと?漢字はどう書く?
沖縄県旅行の思い出を、聞きつつ・・ こちらからも提案。
「泳いだことが楽しかったと話していたので、泳ぐという中国語を少し練習しましょう。」
と話すと、すぐにレッスンに臨むHくんでした。
「そういえば、まだ泳ぐという中国語は習っていなかったな・・」
そんなことを言いながら、游泳(you yong)の発音練習。
「你喜欢游泳吗?」 「我喜欢游泳。」
などなど、簡単な中国語での会話練習を楽しみました。
3、大切にしている宝物
沖縄の旅行も楽しかったのですが、他にもどうしてもレッスンの時に伝えたかったことが、Hくんはありました。
それが、国語辞典の話。本当に、Hくんらしい話の内容に思わず私もニッコリしてしまいました。こんな感じの、国語辞典です。
「これは、ひいおばあちゃんの国語辞典で毎日この辞典に書いてある漢字とか、メートルとか、手紙の書き方とか、敬語のこととかを見たり、読んだり、書いたりしてるんだ。」
こんな話がしたかった、Hくん。辞書に、メートルとか、手紙の書き方って???と思ったら、このページを見せてくれました。
この国語辞典は、実は形見らしいです。そのことも、Hくんは話していました。なるほど・・と思ったので、Hくんに
「この国語辞典は、たくさんの大切なことを教えてくれるだけではなくて、ひいおばあさんの宝物でもあったんだね。」
そんな話をすると、隣で聞いていたお母様も大変喜ばれておりました。少しほっこりするエピソードですね・・
ここで、注目してほしいことはHくんの日本語能力です。オンラインレッスンでの、中国語理解は日本語能力の高さが大きく影響することは常々伝えていると思います。小学1年生の場合は、熟語をあまり使用せず、開始=始める。確認=確かめる。終了=終わり。努力=頑張るといった表現をすることの方が多いです。しかし、Hくんの場合は熟語も理解しているので、言い換えをしなくても授業が進みます。
そんなHくんの良い部分をどんどん伸ばしたいと考えています。もちろん、無理をしない程度で。そのためには、三つ巴(生徒、保護者、指導者)の間のヒヤリングが最重要。
レッスン終了後、お母様とちゃっとでブログで書いたようなことをお伝えし、今後ともしっかりとHくんをサポートをお願いしたのでした。
4、まとめ
生徒たちの、生活の様子を聞かせていただくことはとても重要です。
オンラインレッスンでは特に、心の変化に気をつけ、適宜対応させていただいています。なぜなら、日常生活では気づかなかったことであっても、夏休みなどの、非日常の体験することでしか、発見できない学びはたくさんあり、語学学習に必要だと思うからです。
現在は、AIも進化しているので語学学習に利用しながら、人間ならではの良さ。日本人ならではの良さを活かして、楽しい中国語時間をプロデュースできるよう邁進したいです。
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