11月というのに、夏日とはなんということでしょうか?
10月は、一時涼しく過ごしやすい時もあったのですが、なんだかあまり涼しくなっていないような・・それどころか快晴だと暑くて暑くて・・ 広東省で暮らしていた亜熱帯地域の11月のようで本当に地球自体が大丈夫かと思ってしまいますね・・
私はというと、少し体調を崩しがちです。。とほほほ・・・ 皆様も、どうか無理はなされないようにしてくださいね。
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岐阜教室に通い始めて、今回が12回目のレッスン受講中のNさんの目標を今回は配信しようと思いますので、よろしくお願いいたします。Nさんに提案した練習方法ならぬ、練習場所をご紹介。
1、やっぱりお風呂でしょう?
2、食事作りのお手伝いをしながら
3、鏡の前
まとめ
1、やっぱりお風呂でしょう?
1日の中のリラックスする時間の1つとして、やっぱりお風呂!という方は多いのではないでしょうか?
数あそびでは、1から10まで。1から20まで。1から30まで。といったように、小さな数から大きな数を順に数える練習を楽しく取り組めるカリキュラムを実践しております。
インプット・アウトプットはゲーム感覚で学習できるのが、理想。では、自宅ではどんなふうに練習したら楽しく、そしてより高い学習効果が得られるか?というところは、気になるのではないでしょうか?
Nちゃんとのレッスンでも、自宅でどんな練習方法で中国語を学んでいるか?を毎回日本語で聞きながら、適宜練習方法の提案も同時にしています。その際に、お風呂で歌ったりすることをしているという話になりました。
すかさず、かおり先生は「お風呂は、声も響くから小さい声であっても大きな声として、聞こえるのが楽しいね。」
と、声がけをすると・・・
Nさん「家では、中国語で習った数字で数えています。」
湯船に浸かる間は、50まで数えているという報告を受けました。毎日続けたら、練習量としては良いと思いますね・・まさに、時短。教室まで送迎してくださるNさんのお父様にも、
「時間泥棒である、ネット機器に囲まれている子どもたちだから、できるだけ楽しく続けることができる練習方法を提案したいと考えています。」と報告すると納得されていました。
2、食事作りのお手伝いをしながら
これもあるある!な話ではないでしょうか?
Nさんはバイオリン、ピアノ、英語、書道を習っているため毎日結構ハード。とはいえ、当教室の生徒たちはたいていが、複数の習い事をしているケースがほとんど。Nさんは、どの習い事も大好きで、続けたいと思っているようです。素敵なことですね。
Nさんのお父様ともよく話題に出るのが、
「ハードだからこそ、隙間時間に楽しくできる方法が知りたいんです。」
という内容。なるほど・・ 中国語をまとまった時間で学習する時間も、もちろん必要ではありますが。。 難しいこともあるでしょう。
そんな時にでも学習できる方法として、Nさんが考えたのが。食事作りのお手伝いをしながら、練習した中国語の歌、ピンインなどをアウトプットするという方法。Nさんは、こんなふうに話していました。
「お母さんがお仕事から帰ってきて、すぐに夕飯を作らないといけないけど、その時なら聞いてもらえやすい。」
Nさんの考えたアイディアに、感心したかおり先生です。子どもは、大人の姿をしっかりと見てその時々に上手く立ち回れるのだな・・と思いました。もちろん、良い意味で。です。
その話は、Nさんのお父様に報告させてもらったところ。
「いや、しっかり見ているんですね。。わたしたち夫婦のことを・・」
と、驚かれていたのと同時に。
「保護者であるが故に気づかないこともあるんですね・・」
おっしゃられる通りです。だからこそ、わたしたち大人は非を認められるしなやかさが必要なんですね・・ などと少しだけ立ち話をするのでした。
3、鏡の前
先ほどお伝えした、火を認められるしなやかさが必要ということについて。
難しく、時間のかかることですので少しずつでも良いので実践するための始めの一歩が、鏡の前で自分の姿を直視するということではないか?と思いますが、いかがでしょうか?
Nさんには、「自分の発音した音声を、録音して聞いてみる」ことを提案したのですが、録音した自分の声はどうもくすぐったい感じがするとのことでした。恥ずかしさがまずは、頭をよぎるとのこと。
鏡の前で、ピンインを発音するときの口の形に注目してみること。そして、本当にその形、声の出し方が正しいかどうか?の確認をすることなら、隙間時間にできるのでは?朝と、夜。歯磨きをする前にほんの少しだけトライすることで、毎日続けられて習慣化が期待できるように思っています。
実際にやり始めて、二ヶ月以上が経ちその効果が現れてきただけではなく、Nさんの表情に笑顔が増え、余裕も表れてきました。実は、この点がとても重要です。
伝えたいことを、伝えようとする。伝えたいことを、実際に伝えることができる成功体験が自信に繋がるからに他ならないからです。
下記の画像は、Nさんの保護者とのやりとりです。もっぱらお父様と連絡をとっています!
まとめ
Nさんの家庭学習の具体例を取り上げ、家庭内での練習方法について検証してきました。
「家庭では、どんなサポートをしたら良いですか?」
という質問が多くありますので、この場でお伝えしながらまとめとさせていただきます。
生徒自身で、自分の気持ちを日本語・中国語で保護者・講師に向けて積極的に伝えらるか学習環境であるか?ということを周囲の大人が検証することです。
【保護者の継続的なサポートが不可欠】
各生徒の最適な学習環境を整えることができ、レッスンを続けられたあとにサポートいただくことは、以下の通りです。
30分の授業で、何を理解できていて、何を理解できていないか?を生徒に直接確認する場合、どうしても日本語でのコミュニケーション能力が必要となります。
その時に、保護者の力を借りないで、日中語を駆使しながら自力で伝えることを全力でサポートいただくことで、より良い学習環境を作ることは可能になることでしょう。
中国に留学したいという夢を叶えるための準備をしているNさんの成長が楽しみです。
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