この時期は、1年で最も重要である年度末なので、毎年といって良いほど、新学年の準備についてのブログを書かせていただいています。
中国語学習に限らず、大小を問わず決断を求められ続ける機会が多いので、緊張する日も多いのではないでしょうか?
ついに3月
今月からは、新たに5歳児の入会が決まっており、楽しみにしているところです。
最近のブログでお伝えしている通り、現在のかおり先生は週に1度来室するアスラ先生の中国語指導教授も仕事の一部となっています。
指導教授の仕事も少しずつサマになってきていると自負しつつ・・ 春休みに向けた特別プログラムの計画なども同時に進めているところです。
話は少しそれますが、先月に国立国際美術館で開催された特別展古代メキシコに行ってきました。
特別展は、撮影OKだったので、たくさんの画像を撮り大満足。その中から、「文字」に関する展示物をピックアップしながら、教室ブログを書いてみたいと思います。
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月曜日
この日のレッスンは、Hくん(小学1年生)。Aさん(中学1年生)の2人。
2人の共通点は、中国語レベルが高いこと。
そんな中国語レベルの高い2人の生徒を、12月から引き継ぎ、3月現在まで定期的に継続レッスンを重ねています。
引き継いだばかりの12月は、生徒たちとアスラ先生はお互いに緊張していたようでしたが、すっかり打ち解けることができました。
特に、Hくんは人一倍好奇心が旺盛で、中国語の疑問に対することも、中国語以外のことも何でも知りたがり、聞きたがります。
どの生徒たちのレッスンを行う場合も、レッスン前に必ず行うことが。
指導法教授
「アスラ先生。今日は、これまでに学習してきた中国語レベルをこの例文を使って、テストしてください。」
かおり先生が、アスラ先生に声がけをしました。そして、レッスンが始まると。
「Hくん。今日は、Hくんがこれまで一緒に勉強してきた中国語の力試しをするよ。」
物腰優しい話し方で、しかし勢いよくワクワクできるように声がけをするため、Hくんは
「楽しみ。よーっしやるぞ。」
と、歓喜あふれる日本語で返事をするのでした。テストの内容構文は、
①你是哪国人? 我是日本人。
②我从日本来。
③现在几点?
太文字の部分を、アスラ先生から変更指示されてHくんが中国語で答えるといった内容です。
国名は、自宅で中国語学習アプリ(名前までは存じ上げませんが)で自学していることもあってか、イギリス、アメリカなどはリスニングできていたり、漢字で提示された国名に関しては発音できていたので、
アスラ先生は、何度か
「Hくん。賢いね〜。」
と、都度ほめていました。そして、レッスン終了後の講師による反省会では、こんな話をしていました。
「なんか、僕の小さい頃も力試しするよと声をかけられたら、やるぞ!と意気込んだことを思い出しました。」
当然ですが、大学生のアスラ先生は、20代ということもあって生徒たちとの年齢も近い。お兄さんのような感覚で指導しているのだろうと思われます。生徒たちにとって、お兄さん先生という感じなのかもしれません。
アスラ先生は、時に迷ったりしながらも、確実に指導者として成長を遂げています。そのため、かおり先生の仕事としては・・・
アスラ先生、鄭先生らのモチベーションを保ち続けることができるようにすることも仕事の1つであるといえます。
月曜は、そんなことを考えながらHくんとAさんのレッスンを担当してもらいました。
火曜日
火曜日は、鄭先生担当の生徒が3人の日。
19時20分からYくん(小学1年生)、20時からAくん(小学4年生)。20時40分から、Sさん(中学2年生)。
かおり先生は、20時からAくん(小学4年生)の弟Sくん(小学1年生)の生徒の個別指導がありますが、その前に1月に引き継いだYくんと鄭先生のレッスンの様子を観察・教授のオンラインレッスンには毎回参加しています。
ベテランの鄭先生は、十分すぎるくらい丁寧に、生徒がわかるまできちんと指導をしてくれていますので、安心してお任せできます。そのため、オンラインレッスンの参加も3月末で終了し、4月からは完全に鄭先生に引き継ぎ、かおり先生による教授期間を終える予定です。
Yくんと同じ1年生の生徒であるSくんについては、引き継ぎの予定はなく、かおり先生としばらく中国語を楽しむ予定となっています。
ちなみに、この日に行ったSくんのレッスンの内容は都道府県名を、中国語で覚える!という内容。
これまで習った都道府県名は、Sくんの住んでいる神奈川県。そして、かおり先生の住んでいる岐阜県。他は、石川県、奈良県を学習したので、全部で4つ覚えたところです。
今回は、Sくんから直接「山という漢字を習った。」と報告があったので、山がつく都道府県を、6つ調べることを宿題として、授業を終了したといった感じでした。
水曜日
今週の水曜日は、Aくん(5歳児)の第一回目のレッスンでした。
入会を決めたのは、ずばり「通していた中国語教室まで、ちょっと遠い!送迎だけで疲弊してしまうけど、中国語は続けたい」とのこと。
すでに中国語レッスンを受講した経験があるAくん。そのため、今回は中国語レベルのチェックをすることが、レッスンの中心。5歳児に、レベルチェックをする!? どんなふうに?と思うかもしれません。
この、レベルチェックはかおり先生のお得意とすることです。面識の少ない子どもたちに対して、いかに知っている言葉を引き出すか?は、心得ています。この日も、30分のレッスンでAくんのこれまで習ってきた中国語のこと。座学スキル。聞く力などなどをつかむことができましたので、次回以降のレッスンに活かしたいと思います。
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