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始めの一歩!ワクワク・数あそび【年中児Aくんのケース】 

入会して、10回終わった年中児のAくん。

母音、中国語の挨拶、手あそび、数字、自己紹介などなど。。。

 

満遍なく、習得できたというのが率直なコメントです。今回は、その中から特に成果のあった、数あそびについてブログを書きます。

 

数あそびのメリット

指導する側も、指導を受ける側もとても楽しめるカリキュラムは、数あそび。

外国語習得がしやすい最初のチャンスである幼児期だからこそ、短くわかりやすい中国語経験をたくさん積むことでその力を最大限に発揮したいと考えると、数あそびは最適です。

「習った中国語、言ってみて。」

と、周りから時々言われるなら良いのですが、あまり言い過ぎると萎縮してしまいます。悪いことではなく、自然な姿です。言ってみてと言われれば、言えなくなるなど、あるあるだと思います。まして、自分の気持ちを伝えることは、日本語でも難しいのに中国語に置き換えて話すように言って、実際に話せるようになるには時間がかかりすぎます。

その点、数あそびは成長度合いが分かりやすく、保護者も一緒に学習できるのでありがたいと好評を得ています。

 

成長度合いのイメージ化

入会したらすぐに学習する内容を、今回オープン化します。

【導入指導内容】

1、0から10までの漢数字を読む
2、サイコロなどを使って、サイコロの目を数える
3、数字の並びの間違え探しゲームを楽しむ

受講生の様子

10回目のレッスンを迎えた、Aくん(年中児)は、【導入指導内容】1〜3までをマスターしようと精進しています。

ここでポイントなのが、指導者側から生徒へ対して、数字だけではなく漢数字での理解を求めるという点。数字は、日頃見る機会があっても、漢数字はそれほどでもありません。

漢数字は、書くことは求めません。読むことのみですが、幼児たちは目から入った情報は書きたがります。それが、難しい漢字であっても。

Aくんにおいても同様で、無意識のうちに書いているという状況がよくあるらしく、レッスン中もせっせと出会った漢字は、徹底的に書いて書いて・・読んでと楽しむ姿が多いです。

 

サイコロを使って

コロコロと転がるサイコロは、幼児にとって飽きずに楽しめるアイテムです。このアイテムを最大限活用して、数あそびをしていたところ、5回目以降は・・ 足し算もどきができました。こんな感じです。

「三加五等于几?(3と5を合わせて、いくつ?)」

始めの一歩なので、計算式は言えたり言えなかったりなので、答えだけは中国語で言うという練習を繰り返します。

サイコロを使うので、計算式はその時にならないとどうなるかわからないのが、ワクワクするポイントですね!

リアルタイムだからこそ

オンライン対面レッスンでは、生徒自身が自発的に参加することが必須です。当然のことながら、受け身の動画学習とは全く違います。

生徒たちを、いかにその気にさせるかが学習意欲、学習継続できるかどうかにかかっているため、まずは成功体験を多く積むように指導をしております。

10までを覚えたら

【初期指導内容】

1、11〜30までの漢数字を読む
2、サイコロなどを使って、足し算入門
3、時計を読む

このように、目標が少し高くなります。数字を知ることで、いわゆる度合いもわかるようになりますね。これは、余談ですが、感情を表す時にも役立ちます。

「怒りのボルテージを、1から10で表すとすると?」

といったようなことにも応用が効きます。日頃の日本語会話の中でも少し取り入れると、コミュニケーションがスムーズにいくかもしれません。

まとめ

10回目のレッスンを終えた、Aくんは、次なる目標に進むこととなりました。自主学習を重ねたこともあって、50までの数字は言えるようになっています。その点はまた追加目標を加えようかな・・と思っているかおり先生です。

小学1年生前に、答えが1桁になる足し算引き算ができることを目標にしたいなと思っています。知識ではなく、感覚的にリズム良く楽しめることを目指します。