当教室のレッスンの1シーズンは、10回ごとというルールがあります。月ではありません。
10回ごとに継続するかどうかをジャッジいただくため、都度学習状況を所見にしてデータ送信しております。以前は、かおり先生が担当でしたが、一部の生徒たちは鄭先生、アスラ先生に担当してもらっています。
アスラ先生の担当している、月曜日のレッスン受講生のHくん(小学2年生)。Aちゃん(中学2年生)。この度、ちょうど2人ともシーズンが終わったので、近々の10回のレッスンの様子。次シーズンの予定カリキュラム、保護者とのフリートークなどの時間を作り、アスラ先生に対応してもらいました。
今回は、小学2年生のHくんと保護者に対して、学習状況報告をするときのアスラ先生の様子をブログにします。
まずは・・
近々の様子を伝える
Hくんのお母様に、対して物腰柔らかく面と向かってこんなことを伝えていました。
「ピン音については、一部正しくできていないピン音があったので今回はその部分の練習をしたのですが、改善されました。」
「積極的に質問してくるので、この調子で続けてもらえれば良いかと思っております。よくできています。」
次シーズンの予定
「引き続き、質疑応答の授業形式で行おうと思っています。」
「ありがとうございます。」
「その他、将来的に中国語がどの程度できたら良いと考えておられますか?」
「本人が、楽しいと言ってはいるので安心しています。ただ、親の私自身が中国語に詳しくないため、実際どのくらいのレベルかがピンときませんので、どうなんでしょうか?」
なるほど。確かにそうですよね・・
アスラ先生、どんな対応をするのかな・・
そう考えていると、すぐにこんな対応をしていました。
「HSKってご存知ですか?」
「知りません。」
「HSKは、英語で言うならトーフェルのようなもので中国語の資格制度です。」
「そんなのがあるんですね。」
「Hくんがやってみたいなら、そういった資格取得のために学習を進めるのもアリかもしれません。」
そばで聞いていた、Hくんは興味津々で
「レッスンが終わったら、調べてみよっと。面白そう。」
2人の相性は抜群。今後のレッスンの進め方について、アスラ先生は保護者にメッセージを送りつつ、生徒へのアドバイスや激励も忘れず対応してくれました。一時的ではなく、Hくんはおそらく本気でチャレンジするだろうな・・と感じました。
結局、次週に再度Hくんと話し合いをして今後の学習の進め方を、決めるという結果となりました。この話し合いというのがポイントですね。
生徒と先生同士で話し合いを通して、授業を作り上げることが現代の学習スタイルといえます。新たな学習スタイルをすぐに実践するスキルがあるのが、アスラ先生です。
落ち着いた雰囲気
それにしても。。 アスラ先生は、優秀な大学生です。
中国語指導という仕事自体、本当に楽しいと思っているようでやる気に満ちています。
子どもを対象にした教育の仕事は、子どもと保護者との関係性を大切にし微妙なトラブル、行き違いに対してすぐに気づいてアドバイスするという高いスキルが必要です。その高いスキルを、アスラ先生に求めますがしっかりと期待以上に応えてくれるのが、ありがたく、頼りにしています。
今時の大学生の特徴なのか、物腰が柔らかい。けれども、間違ったことに対しては時に厳しく注意する様子もあり。。感心するばかりです。
生徒だけではなく、保護者説明もわかりやすさを重視し、安心感を持ってもらえる雰囲気を醸し出せるのも、指導力と同様に大事ですので、安心して保護者対応が任せられるな・・ 回を重ねるごとにレベル向上するな・・と思うと、今後が楽しみです。