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継続できるための3つのポイント③目を閉じて物事を考えられる心を養う


現代社会においては、溢れる情報が渦巻いており、子供たちにとってメリットデメリットが混在しているのは、保護者の皆様よくご存知であると思われます。

そんな中で、最適な教育をするのは非常に大きな課題であり、常に教育のリノベーションをしなければならないと思いながら日々レッスンに取り組んでいます。

今回は、継続できるための3つのポイントの3つ目の、目を閉じて物事を考えられる心をどうやって養うか?をブログにします。前回、前々回のブログは以下をクリックしてください。

継続できるための3つのポイント①

継続できるための3つのポイント②

見たいものを見たい時に見ることができること


そんなことが当然のようにできてしまう今の時代。すごい時代ですね。恩恵もたくさん受けています。

しかし、見たくないのに見えてしまうと言う側面もありますね。だからこそ、幼児や小学生の保護者はそういった難しい問題に対して、どのように対処したら良いのか?分からなくなるといった声がよく聞帰りますし、相談を受けることも多々あります。

当然のことながら、中国語学習にも大きな影響を与えます。過多な情報は時に、大人も子どもも疲弊してしまう恐れがあるばかりか、病んでしまうことにもなりかねません。十分に気をつけていても・・です。


日々のレッスンの中で、生徒から学ばされる事はたくさんあります。そのうちの1つを例に挙げてお伝えしたいと思います。


「中国語音声だけでは、難しい!?」

ある時、中国語学習のために中国語音声のみの音声データをこちらから送ったときのこと。

こんなことを言ったのです。
「音だけでは難しい。動画ではないんですか?」

何度も現代ならではのコメントでした。
音声だけでの練習は難しいと言うそうでした。おそらくYouTubeなどの動画コンテンツをたくさん見ているのでしょう。非常に考えさせられた事案でした。ある程度は、こういったコメントもあるだろうと思っていたのですが、実際に言われるとびっくりでした。

現在小学6年生の生徒が、小学4年生の時に吐露したコメントでした。わかるわかると頷きたくなる面もありますが、語学が習得を目指すなら、乗り越えなければならない事案でもありますよね?

時間がないのはみんな一緒


本当はあまり言いたくないのですが、このように表現をさせていただいています。

中国語の動画コンテンツはレベルが高くなってきていて、本当にすごいなと思ってはいるのですが。

視覚から入る情報を頼りにし過ぎると、聞き分ける力が育たないように思うのです。

あふれる情報が入ってきてしまう今の時代どうすれば良いのか?少し考えて、時々実践していることが目を閉じる事です。しかし、当教室の対象年齢は、幼児・小学生。意図的に、情報機器との距離をとることは、大変難しいことです。

実際、保護者からのお悩み相談で増えている大きな案件の1つです。いかに難しいかということを、言葉にするのは難しいですが、最近読んだ本のタイトルから感じていただければ・・と思いますので、いかに掲載します。

 

僕らはそれに抵抗できない「依存ビジネスのつくられかた」

現代人は、時間に余裕を持てないように世の中が作られてしまったことを意識した上で、物事に取り組むことができるスキルまで求められていることを、真剣に考えなければなりません。

リスニング能力を高めるために


そんな時代を生きる運命にある令和の子どもたち。

多忙極まりない一生を送らなければならないことは、分かりきっているからこそ。

あえて目を閉じて、耳だけで聞き分ける訓練をすることで見えてくるものがあることを知ってほしい。目を閉じていても、感じたり見える事は実はちゃんとあるのです。

わからないことを調べるときに、アレクサを使ったり。中国語アプリを使ったりする事は、今の時代の学習方法の1つとして有効であると思います。

しかし、学習した中国語を話す相手はおそらく人間であること。もある程度生徒たちにはしっかり伝えるべきなのか?と考える時があります。

瞳を閉じて


短い時間でも良いので、あえて目をつむって考えること。しかも意図的に。
これも1つの中国語の練習の1つかもしれません。

学習すると言うよりも、言語という人間ならではの音声を、感じたりすること。
日本語、中国語、英語などそれぞれの多言語との違いなども感じたり、楽しんだりするためには時にこういった練習方法も必要だと考えます。常に目を開けていなければならない!とは限らないと思います。

かおり先生のトレーニングはこれ

デジタルデトックスをするために、4月20日から、画面をモノクロにしました。

「画面って、モノクロにできるんですね?」

これまで、何人の方に質問されたことか・・ 設定方法は簡単ですので、どうぞ興味がある方。お試しくださいね。

この方法が今は得策かなと思い実践して四ヶ月が経過します。

スマホを見ないために、電源を切ることもしばしば。やむを得ません。全ては、目を閉じるため。生徒や保護者にお伝えしている以上、自身も実践しなきゃです。

残りの人生。時には、目を休めないとダメですね。あえて、時間をとって・・ 先日も、受講中の生徒(年中児)の保護者と個別面談をさせていただきました。

「ちゃんと子どもと中国語学習について向き合いたって、把握し、今後の学習方法などをアドアイスいただきたいと熱い要望にお応えするべく、対応をさせていただきました。

その時のブログもまた、書きたいと思っております。