本当に暑い日が続いていましたが、少し和らぎましたね。
私はというと、帯状疱疹になり一ヶ月が経とうといていますが、まだその跡が残っており憂鬱でした。レッスンを休まざるを得なかったので、在籍生徒には少し迷惑がかかってしまっておりました。
しかし、渡りに船。なんと、高校生のゲストのお兄さんが、中国語の指導サポートに加わることになったのです。
どんな高校生?
あまり詳しくは話せませんが、中国国籍で日本在住。岐阜県在住で、現在高校2年生。私の息子でも、親戚でもありません。数年前に、来日した時に日本語指導をした元教え子。
日本語習得をした、中国人なので語学習得の難しさも、楽しさも共感できるのではないか?と判断したので、夏休み前に中国語の指導サポートにチャレンジしてみないか?聞いてみたところ、
「面白そう、やってみたい。」
とのことで、夏休みのレッスンが始まると同時に、小学生の生徒たち五人のサポートにあたってもらっていました。
ゲストを迎える心の準備
ゲストありだということを、在籍生徒たちに告げた上で、レッスンをするのか?それとも、
予告なしに、ゲストを突然参加させるか?という問題。
こちらについては、生徒の学習状況や学年。性格によって、対応の仕方を工夫しました。始めが肝心ですからね!
始めのうちの目標は、「ゲストがいると、緊張するけど楽しいな。」「中国語が通じた時、嬉しいな。」と思えること。
なにしろ、通常は中国語での会話ができていてもゲストが画面に登場しただけで、固まったり、離席してしまうことも考えられます。こればかりは、学習環境設定して、経験値を積まなければ克服できません。
手始めにアスラ先生の指導の様子を見学
Hくんは、小学2年生にして小学6年生くらいの日本語・中国語能力のある生徒。
その生徒を指導しているアスラ先生は、指導経歴が八ヶ月以上となったこともあり、少しずつ先輩指導者の風格も出てきました。
アスラ先生に、「高校生ゲストのレッスン見学を、お願いできませんか?」と質問すると、快諾してもらえたので大助かりでした。
見学を終えた、高校生ゲストからはこんな反応が・・・
緊張するのは始めだけ
生徒たちに、ゲストを紹介する際にかおり先生との関係性(日本語指導をしていた指導者と、学習者)を話したり、中国語と日本語とで自己紹介をして、お互いを知るうちに徐々に緊張はほぐれます。例えば、Sくん(小学2年生)の場合
「誕生日は、10月21日。」
と質問に対して、中国語で答えると高校生のゲストさんは、
「私の誕生日は、10月3日」
と中国語での答えが返ってきたので、誕生月が同じだとわかったわけです。その瞬間に、当然誕生月が同じであることに気づかされ、親近感が生まれます。ほんの少しのことですが、共通点があるとホッとするのかもしれませんね。
お互いに自己紹介をすることで
会話の相手がどんな人となりかは、自己紹介を通じてわかることですね。
自己紹介で大切なことは、呼吸。相手が話すタイミング、相手に話を聞いてもらうための工夫を凝らすことは。つまるところ、中国語を通して、相手をおもてなしすることでもあると考えています。
小学生の生徒からすると、高校生のお兄さんはとても大人に映るようです。敬語を使おうとしたり、正しい言葉遣いができているか?など考えながらレッスンを受講する姿が画面からも伝わってきました。しかし、時間の経過とともに高校生サポートさんとの交流が深まり、気持ちに余裕が出てくるケースがほとんどです。
小学6年生の生徒の保護者からはこんな声が・・
「いつもと違った面を見ることができました。」
夏休みならではだからこそ
対面レッスンとは異なり、オンラインレッスンだとどうしても足りないのがリアリティ。
通常レッスンも重要ですが、オンラインでもイベントのようなことができれば生徒たちにとって刺激になるのではと思い、今年の夏休みは高校生ゲストを招いた特別企画を現在進行しています。
在籍生徒たちの保護者からも、今回の特別企画。気に入っていただけているようなので、2学期以降も、特別企画を不定期に引き続き行うことを決定しました。
ゲストからの声
「さまざまな都道府県、学年の生徒たちとの交流ができそれぞれの個性があって面白い。」
「中国語を習う生徒たちがいると聞いた時、正直驚いたけど中国語で会話ができてすごいと思った。」
「小学生のうちから第二外国語を始めるのは、将来役に立ちそうな気がする、頑張ってほしい。」
などなど、高校生ならではの率直なコメントも得られることができる上に、指導者である私自身もとにかく楽しくて仕方ないといった気持ちでレッスンを遂行しています。
まとめ
今回初めての試みで、高校生ゲストを招いた特別企画を在籍生徒に経験してもらいましたが、あっという間に夏休みも間も無く終わります・・。
2学期に向けた新たな企画を、都ホテルのコワーキングスペースエリアで、構想中です。
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