現在小学3年生の生徒Dさんとのレッスンの様子をブログにします。今回のブログ画像は、3週間ほど前の、岐阜県内の風景です。今回のブログの主役であるDさんは、北海道出身です。そのため、会話をしていても少し季節の差を感じることもあります。
対面レッスンも楽しいのですが、やはりオンラインレッスンは生徒にとっても、先生にとっても、こんな些細な出来事も楽しめるのが良いなと思っています。
それでは、ブログの本題に入ります。
当教室では、自己紹介を中国語で表現する時、出身地を都道府県名で答える学習テーマとしています。
*東京
*神奈川
*北海道
*愛知県
*愛媛県
*岐阜県
*滋賀県
など、さまざまな地域からの受講生が在籍しているので、それぞれの生徒たちがまずは、自身の都道府県名を中国語で言えるよう日々精進しています。
小学1年生から、都道府県の名前を覚えられる独自の工夫を凝らして、小学2年生には都道府県名の半分以上を覚えられるよう指導を続けており、保護者らから好評を得ています。
オンラインレッスンの生徒たちは、当然のごとく日本全国、様々な都道府県に住んでおりますので、常に生徒自身の住んでいる都道府県名もしっかり答えられるようになること。
そして、かおり先生、アスラ先生の在住地である岐阜県も中国語で聞き取れること。そして中国語で発音できることを毎回の学習で取り上げています。
発展学習として
在籍中の生徒たちの居住する都道府県名も学習します。
例えば、愛知県。神奈川県。東京。北海道。愛媛などなど。
音声だけを理解するのではなく、地形や位置情報も自前の日本地図などを使い理解した上で学習を進めています。
応用学習として
47都道府県を、東北地方、中部地方、関東地方などといったように、地方別学習を進めるのではなく、学習した都道府県名に関連するないようにすることで、効率よく楽しく学べる方法を日々研究しています。
そんな中、先日 が面白いヒントを言葉にしていました。
ブログを読んでいる方も、ぜひお試しください。
習ったピンインを駆使
Dさんは、祖父母が島根県に住んでいるため、島根県を習ったり、旅行で行った経験のある香川県を中国語で発音したりというように、実体験のある都道府県名を学習しています。
その際に、香川県高松市に行ったことがある。
と話していたので、四国の名前を覚えました。そうすると、高知県もあるわけです。
「香川県高松市を中国語で言おうとすると、どうなりますか?」
こんな質問がありました!
習ったピンインを早速使って、自分の知っている地名を中国語でいようとしているようでした。
香川県高松市→xisng chuan xian gao song shi となると説明すると、大喜び。
ひらめいた!
このテーマを、終えようとした時。
「そうなると、高松城も城のピンインがわかれば、中国語で発音できる。」
自分から、思ったことを話すDくん。素晴らしい着眼点を持ち、面白い発見ができたDくんをほめました。自分で気づけることが大事ですからね。
指導者と生徒で創り出す授業
都道府県名を学習する目的は、ブログの冒頭部分でもご説明をさせていただいた通りです。
しかしながら、生徒自身の実体験をもとに授業を進めていく中で、思わぬ発見もあるわけです。それが今回は、都道府県名を学習することによって、日本の国宝や重要文化財である城。
都道府県名や、市町村名にプラスして城をつけて、
発音してみることで・・予想していなかった発展学習が生まれました。
今回は、独創的で楽しいだけの学習にとどまらず、そのお城が実在するかどうか?を調べること。それが、宿題となりレッスンを終了しました。