岐阜市のアジア映画祭も、残すところあと2作品だった10月12日(土)の午後。
ライオン少年(2021)を、岐阜市民会館で鑑賞してきました。
岐阜市民会館のロビーに、岐阜市の姉妹都市である中国浙江省杭州市の関連パネルがありましたので、パネル。その他、獅子舞を始めとする民芸品等の画像も、お楽しみいただきながらブログを読んでいただければと思います。
今回上映された映画 ライオン少年は、
こんなストーリーです
特別な立場であったり、才能があったりする主人公では決してなく。
中国の地方に住む、どちらかと言えばなよなよした主人公が、伝統芸能である獅子舞にチャレンジし、仲間と共に成長し、獅子舞の全国的なイベントに参加するまでのヒストリーを描いたものです。
どの場面も、涙あり笑いあり。時に、いろんなことが思うようにいかなくてキュンと切ない気持ちになったりするなど、なかなかドキドキハラハラな内容でした。
獅子舞は、かおり先生にとって中国の思い出深い宝物の1つ。大好きな獅子舞なので、映画は絶対に見たいと思ったんです。
なんで、岐阜市民は気づかない?
すごく中国らしい。ちょっと小汚い感じの田舎の風景、独特な人間模様も忠実に描かれてました。
田舎から都会へ出稼ぎに行く両親に感謝しながら、(良い子姉妹が踊れるように毎日練習する姿。
しかし獅子舞のスキルがないために、、強い獅子舞のグループから、馬鹿にされたりと。奮闘しながら、泣いたり笑ったり。
そんな少年たちを応援してくれる一部の大人に、かおり先生は感情移入しまくり。
主人公の設定年齢は、18歳ではありますが。
やっぱり、頭教室の生徒たと重ね合わせてしまいました。
1ストーリーも、音楽もとっても中国らしさが出ていて最高によかった。なのに。
人気がなさすぎる?
ライオン少年は、午前中に吹替え版。午後から字幕入りの2回に分けて上映されました。
そういうこともあってか?
また、前回のアジア映画祭で上映された窓際のトットちゃんとは違い、観客がとても少なかったのです。すごくすごく映画の内容は素敵なのに。
岐阜市民の立場を楽しみたい!
そう思う人は少ないのか?
ご存知の方も見えると思うんですが、市長選の投票率もかなり悪いですから。
人口が多いのに、映画祭に参加する人が少なすぎて本当に寂しいやら悔しい。
香先生は、美濃市出身です。ライオン少年の上映日は、1年に1度のあかりアート展が開催される日と、重なっていました。
あかりアート行事はとても大きいイベントです。しかし、今回は、アジア映画祭に参加するため取りやめにしました。
郷に入れば郷に従え
美濃市、岐阜市、広東省、浙江省にこれまで住んだ経験があります。
どの場所も、それぞれの良さがありました。
できるだけ、欠点ではなく良い部分を探してその場所でしか楽しめない事は何か考えた方が、楽しいと思うんです。
岐阜市は、あの美しい景色、優しい人たちの暮らす浙江省杭州市と姉妹都市なのに。。
全然、誇りに思ってないんじゃないか?そう思えてちょっと悔しすぎました。
自分たちが恵まれていることに気がついていなさすぎる!
最終日こそ
このアジア映画祭は最終日、あの有名な作家=朝井リョウさんも、ゲストトークもあるんですよ。
さすがにその日はきっとたくさんの人が、このアジア映画祭に来ると信じたいです。
今回は、かおり先生にプライベートブログでした。
少し愚痴っぽくなってしまいましてすみません!どうしても言わずにはいられなかったことを、ご理解いただければと思います。
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