このたび、教室の指導者を対象にアンケートを実施しました。その背景には、教室運営をより良いものにするための重要な存在である、指導者同士の関係性を改めて点検する必要があることが、課題として挙げられます。
指導者と生徒同士、指導者と保護者との間にすでに良好な人間関係が形成されており、幸い指導者同士の関係性も良好であるという思いはあります。
しかし、時として細かな点で意思疎通が十分に図られていない場面も見受けられることも若干ありました。
今回は、1月に伊勢神宮に行った時の画像とともに、ブログを書きたいと思いますので、どうぞお楽しみください。

今年も三方良しを目指す
chatGBTも登場し、世界は大きく変わろうとしています。
人間同士でなければ語り合うことができない話さえ、奪われるかもしれないからこそ、人間と人間とのつながりを大切にしたい。
映画『近江商人、走る!』のDVDを借りて、良い影響を受けました。岐阜県の隣の滋賀県。昨年は、近江商人の街へ実際に行ってきましたよ。
何事も「わかっているつもり」と「本当にわかっている」との間には大きな違いがありますよね?
この違いを埋めるためには、指導者が現場でどのように感じ、考え、行動しているかを具体的に知ることが欠かせません。その上で、現場の実態を見つめ直し、指導内容や教室運営の改善につなげることができると考えました。
さらに、保護者の皆さまにとっても、教室の指導方針や指導者の姿勢を共有することは、お子さまの学びをサポートするうえで重要です。今回のアンケートは、こうした背景のもと、教室全体の向上を目指す第一歩として実施しました。
次に、このアンケートから得られた指導者の率直な意見と、そこから見えてきた課題について詳しくお伝えします。
目次
①個別最適化スキル
②保護者との人間関係
③主体的な学び
④AIを取り入れたレッスン
⑤これは見逃せない!学習チャットのリアルなやりとり

今回は、フレキシブルに対応できることで定評のある指導者鄭先生の回答をご紹介します。
まず注目したいのは、生徒のレベルや興味に応じた柔軟な指導スタイルです。
①個別最適化スキル
かおり先生からのインタビュー内容
レッスン中に、個々の生徒に合わせた授業の工夫や配慮として、どのようなことをしていますか?
例: 生徒のレベルに応じた教材の選択、生徒の興味に合わせた会話練習など
に、対して鄭先生は答えました。
「生徒さんが使える中国語を考え、教えています」
指導者がやりたいこではなく、まずは個々の生徒の長所、短所を深く理解。
ニーズに合わせて、対応してくださっているのは、鄭先生の担当生徒、生徒の保護者からのヒヤリングでも明らかになっていることです。
②保護者との人間関係
かおり先生からのインタビュー内容
保護者との関係は良好ですか?
保護者との関係構築での学びになると思うことまたは、課題について考えていることのどちらかを選択肢、100文字程度で回答してください。
に、対しては?

「良好で信頼関係も構築できている」
裏表のない、常に誠実な鄭先生。
常に、明るく前向きな関わりを持っていてくれるため、安心・信頼を感じます。
生徒自身との関係性が1番レッスンに影響するということも理解しているため、「元気であるか?」という些細なことでも声がけをしてくださるようです。
生徒をしっかり観察してなければ、気づかないことでもあるということがわかりました。
③主体的な学び
かおり先生からの質問
生徒が自ら積極的に学ぶために、どのような工夫が必要だと考え、どのような工夫をしていますか?

「もう少し、宿題を増やしたい」
生徒達の実力を高く評価している鄭先生。
私もそうは思いつつも、大半の在籍生徒達は中国語は一習い事の一つという考えのご家庭が多いです。多くの習い事。そして、通塾も低学年ら継続しているなどなど。なかなか、両立が難しいというのが現状です。
気持ちを共感しつつ、今後。どうすべきか?考える事案であることであると考えさせられました。

④AIを取り入れたレッスン
AIを取り入れたレッスン時間の意識を知りたかったので、こんなインタビューをしてみました。
今後AIを使ったレッスンを導入すると仮定した場合、月4回のレッスンのうち1回程度で、どのくらいの時間を確保しても良いと思いますか?(選択式)
A:3分以内 B:5分以内 C:10分以内
「月4回のレッスン中1回、5分以内で試してみたい」

との回答がありました。新しい技術にも柔軟に対応しようとする姿勢は、生徒の可能性を広げる大きな力となるのではないか?また、鄭先生ご自身が時代に合わせてフレキシブルに対応できる力が備わっていることが改めて文章化されて確信に変わったとも言えますね。
⑤これは見逃せない!学習チャットのリアルなやりとり
以下のように、鄭先生の担当生徒(中学3年生)の学習状況がわかるchat内容を公開しますので、どうぞご覧くださいませ。

デジタルツールが主流となる現代においても、紙の辞書を引く体験がもたらす深い学びを再評価し、それを学習習慣に取り入れることの価値を強く評価する鄭先生。そして、かおり先生はそんな鄭先生を高く評価しています。
これにより、生徒は言語の構造を深く理解すると同時に、主体的に学ぶ姿勢を育むことができることは、チャットの様子からもお分かりいただけるのではないでしょうか?
まとめ
昨年度、鄭先生は自身の担当する生徒たちに中国語の辞書をプレゼントして辞書の使い方の基本を伝授してくださいました。こちらからお願いしたわけではありませんが、自主的に。です。本当に、指導者にふさわしい人となりの鄭先生です。
その甲斐あって、中国語学習の独り立ちの第一歩を後押しする指導も担っていただいており今後の成長が楽しみであります。
今回は、指導者へアンケートについてをブログにて一部公開させていただきましたが、お楽しみいただけましたでしょうか?
岐阜県も素敵なところですが、近隣の滋賀県の琵琶湖、三重県も伊勢神宮などなど・・観光スポットが多くあります。是非、観光に来てくださいね。
この最後の画像。運気の上がると言われている石です。伊勢神宮周辺の、マイナーなスポットだそうです。ブログを読んでいただいた方に、良いことがありますように・・・
